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せっちゃん流投資術②ROAくん「持っている資産をどれだけ有効活用できている?」

投資

せっちゃんの冒険物語 ~ ROAくんとの出会い ~

ROEくんと迷路を抜け、効率よく進む大切さを学んだせっちゃん。迷路の出口を抜けると、広大な草原が広がっていた。その先には、また新たな冒険が待っているような予感がして、次にどんな教訓が待ち受けているのか、わくわくしながら進み始めた。突然目の前に現れたROAくんは、手には広い地図を持っていて、まるで全体を把握しているかのような落ち着いた雰囲気を持っている。

「弟のROEから効率の大切さを学んだように、ぼくも君に伝えたいことがあるんだ。効率的に進むのも大事だけど、この特別な望遠鏡で全体を見渡して資産をどれだけ有効に使っているかを見ることも重要なんだよ。」

「えっ!ROAくんとROEくんは兄弟だったんだね。なんか似てると思った…」

ROAくんは企業の総資産を効率的に運用することが、長期的な成長に繋がると教えてくれた。「利益を上げるだけでなく、企業がどれだけ資産を活用しているかを見ることで、より深い投資判断ができるんだ。」

せっちゃんはその教えに納得し「効率よく進む(ROEくん)も、全体を見る(ROAくん)も両方大切なお友達よ」と言いました。ROA・ROE兄弟はにっこり笑いながら言った。「その通り。効率よく進む力と、全体を見る力、この両方があってこそ賢い投資家になれるんだよ。これからも仲良くしてね」

せっちゃんは、ROEくんとROAくん兄弟の教えを胸に、さらに賢い投資家への道を進んでいくことを決意したのでした。

ROAって何? もう一歩深く掘り下げてみよう!

こんにちは、節約せっちゃん流の投資術②、今日はROA(Return on Assets)だよ。実は、前回の解説したROEだけ見ていても、全体の効率を完全に把握することはできないんだよね。ROAも知ってほしくて、すぐに書いちゃった!

さて、ROAって何かっていうと、これもシンプル!ROAは「企業が持っている総資産をどれだけ効率よく使って利益を出しているか」を示す指標なんよ。ちなみにね、今後はいろんな投資指標についてシリーズ化して、せっちゃんの独自解説していこうと思ってるから、よかったら読みに来てね!

①ROEくんと②ROAくん兄弟なので名前が似てるけど、得意なことが違うのよ

まずは 前回登場したROEくん。この子は「株主さんのお金を、どれだけうまく増やしているか?」をチェックするのが得意。つまり、株主のお金だけに注目して、その効率の良さを測る名人なんよ。

一方で、初登場の ROAくん!この子はもうちょっと広い視野を持ってて、会社全体の資産がどれだけ上手に利益を生み出しているかを見てくれる頼もしい存在なんだ。ここで言う資産は、株主のお金だけじゃなくて、借りたお金も含めた「借りたお金も含めた会社が持っているすべての力」を指してるんよ。

たとえば、あなたがカフェを経営してるとしよう。

ROEくん は「あなたの持ってるお金だけで、どれくらい儲かってる?」って視点。ROAくん は「お店にある全部の資源(お金、借りた資金、設備とか)を、どれくらい上手に使えてる?」ってチェックしてくれるんだよ。

ROAの計算式はこう

ROA = (純利益 ÷ 総資産) × 100

ここで注目するのは、総資産という点。これは企業が持っているすべての資産(自己資本+負債によって形成される)を含んでいるから、ROEのように「株主のお金」だけではなく、企業全体の資産をどう活用しているのかを示してくれるんだよ。

ROEとROAをうまく使い分ける

具体的に例を挙げてみるよ。A社とB社は同じROE15%(自己資本利益率)とするよ。そして比較してみよう。

A社:純利益(6億円)÷総資産(100億円)=ROA6%

B社:純利益(6億円)÷総資産(50億円)=ROA12%

一見、A社とB社はROEが同じだから、株主のお金に対してどれくらい儲かってるってのはどちらも同じ。効率は同じに見えるけど実はこの2社はかなり違うんよ。

A社は総資産100億円に対して6億円の利益を上げているから、ROAは6%やね。一方、B社は総資産50億円で6億円の利益を上げているから、ROAは12%。つまり、B社はA社より少ない資産で効率よく利益を上げていることになるんよ!

でも注意!ROAもROEも一長一短

せっちゃんが気をつけたいのは、ROAだけを見てもダメってこと。例えば、B社がROAが高いのは確かだけど、自己資本比率が低ければ借金まみれで利益が大きく見えるだけかもしれない。逆に、A社はROAが低いけど、借金が少なくて安定している企業かもしれないんよ。

だから、ROEROA、そして自己資本比率などをセットで見ることが大事!この3つをうまく組み合わせて、企業の健康状態や効率を総合的に判断することが、優れた投資家になるためのカギだよ。

まとめ!

✅ ROE(自己資本利益率)は、株主のお金をどれだけ効率よく増やしているかを示す指標。
✅ ROA(総資産利益率)は、企業全体の資産をどれだけ効率よく使って利益を生み出しているかを示す指標。
ROEが高い企業は、資本効率が良く、成長が期待できる。
ROAが高い企業は、全体の資産をうまく活用して利益を上げている証拠。
借金が多いとROEが見かけ上高くなることがあるので自己資本比率もチェックして、企業の財務健全性を見極めよう!
ROE・ROA・自己資本比率をセットで見ることで、企業の「お金の使い方」がより正確にわかる!

さぁ、みんなもこれらの指標を使って、もっと賢い投資家を目指していこう!「ROEROA自己資本比率」3つ同時にチェックして、「この会社は本当にお金を上手に使ってるかな?」って考えるクセをつけるだけで、投資の成功率はグッと上がるよ!

次回は利益トリオの最後のEPSくんが登場。これで3つの力が手に入る。ぜひ読みに来てね。

前回のせっちゃんノウハウは…

せっちゃん流投資術①ROEくん「株主のお金で、どれくらい効率よく稼いでる?」

個別株を探す旅で「効率命」のROEくんに出会ったせっちゃん。彼は、企業が資本を無駄を避けて効率良く回しているか教えてくれるよ!ROE(自己資本利益率)の重要性と、借金がROEに与える影響を知り、成長企業を見極めるコツを伝授。投資家必見のノウハウが詰まった内容、ぜひ読んでみて!

最後まで読んでくださってありがとうございました。よく個別株について質問されるので、まずはファンダメンタル指標について個性を持たせてストーリーで書いてみました。好評だったら、シリーズ化して、もっと詳しく書いて行こうか迷ってます。書いてほしい指標とかレビューで教えてくれると嬉しいです。

※なお、このシリーズでは、「イメージしやすい」「わかりやすい」「なじみやすい」を大切にし、内容をデフォルメしてお伝えしています。そのため、本来の専門的な定義や意味合いとは一部異なる表現が含まれている場合があります。あくまで概念をわかりやすく伝えることを目的としていますので、温かい気持ちで許してね。

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