せっちゃん、個別株の冒険で効率命のROEくんと出会う
ある日、個別株の冒険に出掛けたせっちゃんは不思議な迷路に遭遇。「うわぁ、これは面白そう!」とワクワクして進んでいくと、元気よく走り回る、「効率命」と書かれたはちまきをしたROEくんに出会いました。
「やぁ、せっちゃん!この迷路はね、ゴールにたどり着けばいいというわけでないよ。いかに効率よく進むことが肝心だよ!無駄を避けて、少ないステップでゴールを目指してね!」
せっちゃんは首をかしげて、「効率…?迷路でもそれを求めるん?まじか…」とつぶやくと、ROEくんはにっこり笑って、「そうさ!いかに効率よく儲けるかって企業にとって大切でしょ!投資の迷路を少ないステップで抜けてこそ、優秀な投資家って証」
迷路の中、せっちゃんは自己資本の沼にたどり着いた。「うわ、これは気をつけなあかん!」せっちゃんが思うと同時に、「借金は使いすぎると迷路がもっと複雑になるから、なるべく避けて進もう!」とROEくんが注意した。
次に、利益の川が現れた。水面に浮かんでいたのは、薄利多売の船。せっちゃんが乗ろうとすると「その船は危険だよ!」ROEくんが警告。「船なら何でもいいわけじゃないよ、しっかり利益を上げる船を選ぼう!」
最後に迷路の出口に到達したせっちゃん。振り返ると、効率よく進んだおかげで迷わずに早くゴールできたことに気づいた。「おぉ!やったね。無駄を避けて効率よく進んだら、ゴールに早くたどり着けた!」
ROEくん、ありがとう!
迷路を抜けたせっちゃんは、投資の世界でも効率の大切さを学んだのでした。
ROEって何?個別株投資のカギを握る最強指標!
みんな〜!節約せっちゃんだよ。実はね、せっちゃん個別株投資も20年以上してるんだよ。OL(労働者)の20代のせっちゃんは節約と貯金ばかりしていたのね。でもある時「そうだ!お金にも働いてもらおう!」と思い立ったのがきっかけ(気になる人はせっちゃん主催の投資初心者オフ会で話してるよ)株を買うってことはその会社のオーナー権利を持つってことだから、労働者でありオーナーでありと、まさに二足のワラジを履いたのが最初なんだよ。みんなも「個別株って難しそう…」って遠くから見てるかもしれないけど、今日は、株を買うときにめっちゃ大事なROE(自己資本利益率)について話すよ!
ちなみにね、今後はいろんな投資指標についてシリーズ化して、せっちゃんの独自解説していこうと思ってるから、よかったら読みに来てね!
そもそもROEってなんだ?それは効率よく儲かってる?ってこと
ROE(Return on Equity)とは 「株主のお金をどれだけ効率よく増やしてるか」 を表す指標なんよ!
式はこう👇
ROE = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
例えば、自己資本が100万円で、純利益が10万円なら…この会社は株主のお金を使って1年で10%増やしたってことだよね。
なんでROEが大事なのかな?
ROE(自己資本利益率)が高い会社は、少ない資本で効率よく利益を出せる優秀な会社 ってこと!同じ利益でも、自己資本の使い方によってROEは変わる。
例えば、A社・B社・C社の3社が、どれも1億円の利益を出したとする。でも、それぞれの自己資本が違った場合、ROEはこうなる!
A社:自己資本 10億円 → ROE 10%
B社:自己資本 5億円 → ROE 20%
C社:自己資本 2億円 → ROE 50%
利益は同じやけど、C社が一番少ない資本で儲けてる分、効率がいい!
こういう会社は成長しやすいし、投資家にも好かれるよ!
でもROEだけ見てたらだめなんよな~
「ROE高ければ神企業!」って思うかもしれんけど、ちょっと待った!
そんな単純じゃないのよ。ROEには落とし穴があるんよ!
例えば、ROEって「自己資本に対する利益」を示してるんやけど、これは借金が増えると騙されちゃうことがあるんよ。例えば…
自己資本が10億円で、利益が1億円なら、ROE = 1億 ÷ 10億 × 100 = 10%
でも、もしその企業が借金を増やして、自己資本が5億円になったら?ROE = 1億 ÷ 5億 × 100 = 20%
そう、ROEは20%に跳ね上がる!うまく儲けてるように見えるけど…実は、借金が増えてるだけかもってことも。
ここで大事なのは、「借金が増えてるとヤバい」ってこと!
自己資本が少ないと、ちょっとでも利益が出るとROEが大きく見えるから、見かけだけで判断しないように気をつけてね。
だから、ROEをチェックするだけじゃなくて、自己資本比率も一緒に見てみよう!自己資本比率ってのは、総資産の中で自己資本がどれくらい占めてるかを示すもので、これが低いと借金だらけの企業かもしれないってことだからさ~ROEだけじゃなくて、この自己資本比率もセットで確認するのがコツやで!
まとめ…
💡 ROEは「株主のお金をどれだけ効率よく増やせるか」の指標!
💡 ROEが高い会社は成長性が期待できる!
💡 でも借金まみれでROEが高いケースには注意!
個別株を選ぶときは、ROEをチェックして 「この会社、ちゃんと稼ぐ力あるんかな?」 って考えるクセをつけよう!それだけで、投資の勝率はグッと上がるよ~
そして、『せっちゃん流投資術』シリーズ化していくつもり…
PER(株価収益率)
「その株、高すぎへん?」を見極める指標。
PBR(株価純資産倍率 / Price Book-value Ratio)
「その会社、資産に対して高く買われすぎてない?」を示す指標。
EPS(1株あたり利益 / Earnings Per Share)
「この会社、1株でどれくらい稼いでくれてる?」を示す指標。
ROA(総資産利益率 / Return on Assets)
「持っている資産をどれだけ有効活用できているか」を示す指標。
※なお、このシリーズでは、「イメージしやすい」「わかりやすい」「なじみやすい」を大切にし、内容をデフォルメしてお伝えしています。そのため、本来の専門的な定義や意味合いとは一部異なる表現が含まれている場合があります。あくまで概念をわかりやすく伝えることを目的としていますので、ご了承ください。
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